マイケル・J・フォックス「ラッキーマン」

都田建設 ようちゃん

2010年03月02日 23:59

こんばんは!

バンクーバーオリンピックの閉会式をニュースで見ていたら
カナダ出身の有名人がたくさん登場していました。
『スタートレック』のカーク船長役、ウィリアム・シャトナー
『ホームアローン』のお母さん役、キャサリン・オハラ
ミュージシャンのアヴリル・ラヴィーンマイケル・ヴーブレ
ニール・ヤング
など、豪華な顔ぶれでした!

中でも印象的だったのが、マイケル・Jフォックスです!
カナダを大きなテントに例え、30年アメリカに住んでいてもホッケーでは
カナダを応援する・・・とスピーチされていました。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「ファミリー・タイズ」「スピン・シティ」
など、沢山のヒット映画・TVに出演し、『スター俳優』である彼は
1991年、30歳でパーキンソン病を発症しました。
2000年より俳優業第一線からは退いていますが、しっかり立って堂々と
話す姿に元気を貰いました♪

久しぶりにマイケル・J・フォックスの自叙伝を読み返してみました。
「ラッキーマン」
Amazon.co.jpより
30歳にして80歳の病気にかかるというのが、どんなことか。本書はそれを明るく、すばらしい文章でつづった、ごく個人的な記録である。
人生はすばらしい。でもときには、我慢しなくちゃならないイヤなこともある。―― マイケル・J・フォックス
1998年9月、マイケル・J・フォックスはパーキンソン病(退行性の神経疾患)との診断を受けたことを公表して、世間を驚愕させた。実はこの病気と、ひそかに7年間も闘っていたのだという。この発表に対し、世界中から驚くほどの反響があった。しかし幸いにも世間が彼を哀れみだしたころには、彼はすでにこの病気を受け入れ、自分を哀れむのをやめていた。今、フォックスは、過去18年間に多くの演技に費やした情熱とユーモア、エネルギーをもって、自身の人生とキャリア、そしてパーキンソン病の治療法を発見するためのキャンペーンについて語りはじめた。
独特のアイロニー、そして常識に縛られないユーモアを交えながら、フォックスは、カナダ西部の小さな町で育った子ども時代から、映画とテレビの世界で瞬く間に世界のセレブレティとなった経緯をつづる。しかし最も重要なのは、妻、家族、友人の揺るぎないサポートによって彼が病気と闘った過去10年間の記述だ。フォックスは、パーキンソン病が自分に何をもたらしたかを語る。すばらしい人生と仕事に感謝するチャンスが与えられたこと。そして、治療法を探すための手助けをし、人々に広くこの病気について知ってもらう機会を得たこと。そう、彼は実に幸運な男なのだ。


彼がゴーストライターを使わずに書いた本です。
気張らずとても淡々と語っていますが、読み終わった時に
爽やかな感動を覚えました。
難病に冒されたとき、一体どれだけの絶望感に襲われるか・・
ご家族の気持も想像を越えるものだと思います。
悩み・苦しみながら、一生付き合わねばならない病気を受け入れ、
「自分はラッキー」と受け止められた彼は、本当にスゴイ!!
また、家族の愛情溢れるサポートが素晴らしいです。
奥様で女優のトレイシー・ポラン、女優さんとしても好きだったん
ですが、一人の女性として尊敬です。

些細な「思い通りにならない事」に振り回されている自分が
恥ずかしくなります。
自分で変えられない事をどのように捉えるか?
幸福と感じられるかどうかは、自分の心次第なんですよね。
やっぱり何事も「答えは自分の中にある」んだと
改めて感じました。




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